【10月 寺報】

【10月寺報 更新】

今月のテーマは「やったけど、忘れた」

小学生時代に宿題をやらずに学校に行き、先生に提出する際に、

「やったけど、忘れました」と嘘をついたところ、

「やったなら、忘れないでしょ」ともっとも正論を言われた事に由来するお話です。

「やったけど忘れた」と言うことで、『この子はやる気はあったんだな』と先生に思わせて、罪を軽減しようとしたのです。

しかし、あっさり見破られて、より怒られました。

仏教には「不妄語戒」という嘘をついてはいけない決まりがあります。

嘘はいつかバレますし、バレなかったとしても、心に罪悪感を持ったまま、生き続けなければなりません。

今思うと、嘘をつかずに、堂々と「やってません」と言えば、良かったです。

というか、宿題を真面目にやっていけば、良かったです。

先生、嘘ついてごめんなさい。