8月の寺報更新致しました。
よければお読みくださいませ。
今回のテーマは「お米は気力」です。
どうも、未だに立ったお米を食べたことがない野村泰弘です。
美味しいご飯は米が立つと言いますが、火力と蒸気、水のバランスが
大切だそうです。
さて、暑い夏を迎え、皆さんは暑さに「気力」を奪われていませんか?
「気力」の「気」の旧字体は「氣 」と書きます。
なんとお米が入っているのです、これは日本人がお米を食べて、
力をみなぎらせていた事に由来するそうです。
ちなみに日本人が何気なく食べているお米ですが、
実はお米が実っている「イネ」は熱帯地域由来の外来植物なんです。
イネの起源は6500年前のインドで、日本に広まったのは縄文時代です。
インドが発祥なので、2500年前のお釈迦様もお米を食べていました。
考え深いですね。
最近は朝からパンを食べて、お米を食べない人も増えているそうなので
数百年後には「氣」の中がパンになっているかもしれませんね。
暑い夏だからこそ、気力をつける為に立った美味しいお米を食べる必要
がありそうですね。